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優しい旋律

スィートメロディという名前をもらって生まれてきたアンジェリーナ
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甘え上手で可愛くて、NOと言わない優しい「なすがまま子ちゃん」のアン。

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「こんなにソフトに触れてくれるコはアンちゃんだけだよ」って
お父さんはアンの魅力にメロメロだったね。

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小さいお友達もアンのことが好きだったね。
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ママさんに甘えても、みんなやきもち焼かなかったものね。
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「癒されるわ~」って、ご近所のみなさまにも可愛がってもらったね。

アンに会うと、ヒトもワンも優しいメロディに包まれて穏やかな気持ちになるんだね。



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病気で倒れても何度も笑顔で復活してくれた静かな頑張り屋さんだったけど
ヴァレが旅立って以来すっかり笑顔が消えて、心が遠くに行ってしまったみたいでした。

小さい時からヴァレを頼っていたアン
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お別れの直前ヴァレの手に触れるアン
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「お母さんたちを慰めたら追いかけましゅからね」って、ささやいていたのかも知れません。



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14日には公園を散歩して大好きなコウちゃん家まで歩き、ママさんにご挨拶をして
その足でフィラリア検査のために病院へ行きました。
そして各内臓のエコーと肺のレントゲンも。

なすがまま子ちゃんのアンは「良い子ですねぇ」と絶賛されたね。

肺の腫瘍は心臓に覆いかぶさり右肺は全部真っ白だったけど、心配してたエコーの結果は問題なし。
お父さんもお母さんも、ほっとしたよ。 付き合ってくれてありがとうね。

その晩は黒鯛とステーキ、みんないっしょのメニューを美味しそうにうまうま。
これがアンが食べた最期の食事になりました。

この翌日ヴァレを見送ってから7日後の朝、貧血のため意識が遠くなりました。
お灸とマッサージで3時間後にはやや血の気がもどり少し動けるようになりましたが
動いた後は、また歯茎が真っ白になるという状態に。

そしてヴァレの時には使わなかった薬。
使っていたら「もう少しラクにしてやれたかも」という思いでアンに飲ませました。

その夜は何度も吐き、フラフラになりながらも自力でトイレに立ち、血と薬を全部出し切りました。
アンにピッタリ寄り添ってさすりながら一晩過ごしました。

アンは検査も薬も拒絶しませんでしたが
「ヴァレちゃんもあたちにも、お薬は必要ありませんでちたよ。
お父さんとお母さんのケアで◎でちたのに」と、アンらしく優しく諭してくれた気がしました。


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翌日16日午前11:30

「アンちゃん、12時には先生が往診に来て点滴してくれるからね」という
お父さんの言葉を聞いた直後、慌てたように息が速くなり
ストレッチをするように可愛いしぐさで伸びをして、私たちの手を握りながら微笑んで旅立ちました。



お父さんをおいてヴァレのところまで駆け寄るアン@K公園
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アンの嬉しそうな顔を見ると「そんなに急いで追いかけなくても良かったのに」とは
言えませんでした。

ヴァレが旅立ってから、その悲しみに囚われたままの私が「今日からアンに集中するよ」と
空を見ながらヴァレに誓い、早朝ウォーキングからもどった朝、アンが倒れたのです。

きっとお母さんの心が立ち直るのをギリギリ待ってくれてたんだよね。
あんな深刻な病気の状態で1年8ヶ月も粘り強く頑張ったんだもの。すごいよアン。

どこまでもどこまでも優しいアン。天使のようなアンジェリーナ。
アンが奏でる優しい旋律は滑らかに流れて心の中で優しく響き続けています。


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「ヴァレアンの絵日記」 最終章まで読んでくださってありがとうございました。
たくさんの応援と楽しい時間に感謝いたします。
by valleange | 2014-05-31 14:13 | メモリー

幸せの黄色いボール

ヴァレの大切な黄色いボール
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毎日何十回とキャッチしてきたのに、一度も穴を開けたことがなかったね。
空気が少なくなるとポンプで足して何年も何年も使い続けてきたっけ。


病気が進行して走れなくなった時も、ワクワク顔で「投げて!」
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そして、お母さんの誕生日に最高のプレゼントをくれたんだよね。

ボールを鼻や口ではじいて右へ左へノック。
振り回されてヘロヘロになったお母さんを見て、お父さんが大笑い♪
ヴァレもニャニャ笑って、、、アンもつられてはしゃいで、、、、、家族全員で笑ったね!

「ヴァレっち、つかれたよー」って、お母さんが弱音を吐くと、ポンと正面にノックしてくれて
ダイレクトキャッチできた途端「わぁ~面白い!ボールをキャッチするってこんなに楽しいんだぁ」
って実感したよ。


立ってできなくなっても新ワザをあみだし、楽しませてくれるヴァレっち
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ヴァレはお母さんとボールすることが本当に楽しかったんだね。
投げてる時は、いつも「よく飽きないなぁ」って思ってたけど
大切な力を使って投げ返してくれたボールをキャッチして
ヴァレの喜びをしっかり心で受け取ることができたよ。



旅立つ前日もお母さんとボールするヴァレっち
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のどのリンパ節が大きく腫れて気道閉塞して苦しかったのに「投げて」って目で訴えるヴァレ。

お母さんも寝そべって投げたね。

アゴが下につくと呼吸が止まってしまい、一分だけしか休めず、また首を上げて
おぼれるように息継ぎをする・・・そんな過酷な繰り返しの毎日で何日も眠れなかったのに
それでも外で1時間以上ボールしてきたヴァレ。

生まれて初めて外で寝たヴァレ
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前日雨が降り気温も低く地面がひんやりして、よほど気持ちが良かったのか
ボールをくわえたまま、うとうと。 アゴを下につけたにもかかわらずボールで気道が確保されて
20分眠ることができました。

ほんとうに安らかでほっとした寝顔でした。

家に帰ってから同じようにしても呼吸は続かず、苦しいままでした。
今まで頑張ってきたヴァレが旅立ちを決めたのは、この安らかなひと時の眠り・・・
よほど気持ち良かったんだね。


心が決まったヴァレは、旅立つ3時間前激闘の中にあっても
自力で立ってトイレでおしっこを済ませ、思い切り水を飲み、私の手からオヤツも食べて
アンのところまで歩きキスをして、お父さんの足元にフセました。

鍼を打とうとするお父さんの腕を「もう逝くと決めたから」とばかり、力いっぱい鼻で押しのけて
初めて断り、私の正面で目を見つめながら自ら床にアゴをつけました。

みるみる舌が紫色になり呼吸が苦しくなってもそのまま、ずっとお母さんの目を見つめて話を聞いてくれたね。


9日間のGW中、毎日家族でピクニックして楽しい思い出を残してくれたヴァレ
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よく頑張ったね。言葉で表せないくらい頑張ったよ。
お母さんとお父さんの期待に応えようと最期まで一生懸命生きてくれたよね。
ありがとう。 もうゆっくり休んで良いからね。

7日午前3時30分頃、呼吸が穏やかになったのを見届けて
お父さんが「今日は大丈夫だな」と寝室へ戻りました。

熱っぽいヴァレの頭に手を置き目を合わせて正面で横になってた私に、魔法をかけたヴァレ。
手に伝わる温かさと静かな息づかい、ずっと睡眠不足だったこともあり
あまりの気持ち良さに一瞬寝落ちしてしまい5分後に目覚めた時には
ヴァレの息が止まっていました。 7日午前3時45分でした。


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気丈なヴァレは、きっちり自分で「こうあるべき」とばかり締めくくって逝きました。
引き止められたくなかったんだね。悲しませたくなかったんだね。

おかげでお父さんもほっとしながら寝に行けたし、お母さんも最高に気持ちの良い眠りをプレゼントしてもらったよ。


<ブルーダイヤモンド>という名前をもらって生まれてきたヴァレリー
その名前どおり、素晴らしい輝きの最高の宝石でした。
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by valleange | 2014-05-27 12:21 | メモリー

感謝

5月の風に乗って7日にヴァレリー
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16日にアンジェリーナが虹の橋を渡っていきました。
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勇気と気力に溢れたヴァレは「先に行ってあげるから、安心して私についてらっしゃい」とばかり
力を振り絞って自力でアンのもとまで歩き、お別れのキスをして旅立ちました。

アンは「ヴァレちゃんが待ってるから、急がなきゃ急がなきゃ」と穏やかに嬉しそうに旅立ちました。
ヴァレが亡くなってから「これで良かったのだろうか」と葛藤する私たちを慰め
「お父さんとお母さんのケアが◎でちたよ」と答えを残してくれた、どこまでも優しい癒し上手なアン。


ヴァレはアンのために急ぎ、アンはヴァレのために急いだんだね。
私たちに全力で付き合って楽しませてくれた12年8ヶ月だもの。
最後ぐらい、お互いのためだけに急いでも文句は言えないね。

家族みんなで遊びにも病気にも全力投球したね。

ヴァレも本当に良く頑張った! アンも粘り強く頑張ってくれたね!
お父さんも頑張ったし、お母さんも頑張ったよ。


夢のように楽しい暮らしを ありがとぉ~♪
喜びとパワーと癒しを ありがとぉ~♪
素晴らしいワン仲間を ありがと~♪
優しいご近所のみなさま ありがとぉ~♪
見守ってくださったみなさま ありがとう~♪


素晴らしいコたちと最高のワンライフを送れたので、思い残すことはありません。
ただただ感謝でいっぱいです。

寂しさだけはどうしようもありませんが、泣きながら両手を空に向かって広げると
ヴァレアンがニコニコ笑って飛び込んできてくれます。
温かさが両手から流れ込み、ぎゅっと胸に抱き寄せると涙が消えていきます。
そして自然に「ありがとぉ~♪ 楽しかったよ」と、いつのまにか笑顔に。


ご心配いただきメールやお電話くださったみなさま、ブログを何度も見に来てくださったみなさま。
たくさんのお花や温かいお言葉もありがとうございました。励まされ癒されました。
おかげさまでショーン父も私も、泣いたり笑ったり素直な気持ちで過ごせるようになりました。

心よりお礼申しあげます。本当にありがとうございました。

     私の誕生日にK公園にて
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by valleange | 2014-05-21 06:40 | メモリー